フラワーアレンジメントの基本/トライアンギュラーの作り方
フラワーアレンジメントの基本の形トライアンギュラーについてご紹介します。
トライアンギュラーを飾るのに適した場所、活躍するライフシーンや会場に飾る時の注意などもお伝えします。
また、トライアンギュラーに適した花材、作り方、コツまでわかりやすく説明します。
Table of Contents
トライアンギュラーの用途と飾る場所
トライアンギュラーは「三角形の」という意味で、正面から見ると三角形になります。
トライアンギュラーの用途
トライアンギュラーは基本の作り方をマスターすれば、自宅用にでも会場装花にも、ギフト用にもつかえるアレンジです。
トライアンギュラーを飾るのに最適な場所
トライアンギュラーはフェイシングアレンジ(三方見)ですので、背面が壁や窓になっている場所が適しています。
トライアンギュラーの作り方
トライアンギュラーに適した花材
イギリススタイルのトライアンギュラーは、1番高いグリーンとサイドのグリーンを直線でつないだ間にグリーンを入れていくとシャープな感じになります。また、バラなどのしっかりした花と、茎が細めで長さのある花やグリーンを組み合わせるとナチュラルなアレンジになります。
使用花材:バラ・ユリ・クルクマ・スカビオサ・スプレーバラ・ベロニカ
グリーン:ルスカス・アイビー・ゼラニウム・シロタエギク・ローズマリー
トライアンギュラーの制作手順
花器にフローラルフォームをセットします。
フローラルフォーム1/2ブロック
グリーンで二等辺三角形形(ホリエージ)をつくります。
グリーンはフローラルフォームのサイドから花器の淵に当てるように入れます。
ポイントフラワーを入れます。
ポイントフラワーの1本目を中心のグリーンの高さの3分の1の高さのところに
花の付け根が来るように、角度をつけて中心に向かって挿します。
あと2本のバラを高さを変えて入れます。
2本目のバラは1本目のバラに対して花首1つ分高く
3本目は1本目のバラより花首1つ分低く入れます。
ラインフラワーを入れていきます。
両サイド、一番高い背面に花をいれます。花はライン系の花(茎の長い花)で小ぶりの花が使いやすいです。
締めの花を入れます。
今回はアジサイを使いました。
フィラフラワーを入れていきます。
残っている空間に花を入れていきます。花同士の高さが揃わないように高低差をつけるように意識して入れていくと、自然な空間ができてきます。
フローラルフォームが見えているところをグリーンで埋めます。
背面はこのように埋めます。
これで完成です
制作のポイント
トライアンギュラーを美しく作るには、枝や茎の自然な流れを利用することが重要です。
茎のしなり具合により、挿し位置と角度を考えます。
例えば、しなりがきつい茎は立たせ気味に入れてみたり、逆にしなりの出ない直線的な茎のときは倒し気味にしていれたりして、挿し位置と角度を調整します。
素敵なトライアンギュラーをアレンジしてみてくださいね!
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