フラワーアレンジメントの基本／オーバルの作り方とコツ
フラワーアレンジメントの基本の形オーバルについてご紹介します。
オーバルを飾るのに適した場所、活躍するライフシーンや会場に飾る時の注意などもお伝えします。
又、オーバルに適した花材、作り方、コツまでわかりやすく説明します。
Table of Contents
オーバルとは
オーバルは真上から見ると楕円系になっているアレンジです。
オールラウンド（四方見）で、どの角度から見てもお花が入っている状態です。
オーバルの用途と飾る場所
オーバルの用途
オーバルは基本の作り方をマスターすれば自宅用でも会場装花にも応用できるデザインです。
オーバルを飾るのに最適な場所
オーバル（オールラウンド）は四方見です。壁に面している場所よりもテーブルやパーティー会場などの円卓のセンターサービスとして活用できます。
パーティー会場やホールに飾る場合は、高さの違う花器を使ってオーバルをアレンジしたり、同じアレンジを添えることでとても華やかなテーブルが演出できます。
パーティ会場で飾る
自宅に飾る場合は食卓の真ん中に。
テーブルの大きさに合わせて自由なサイズでアレンジすることができます。
緩やかなラインの出るアレンジなので優しいい雰囲気になります。
自宅で飾る
オーバルの作り方
オーバルに適した花材
イギリススタイルのオーバルは、バラなどのしっかりした花と、茎が細めで長さのある花やグリーンを組み合わせるととてもナチュラルな仕上がりになります。
オーバルの制作手順
花器にフローラルフォームをセットします。
フローラルフォーム1/2ブロック
グリーンで楕円形のホリエージを作ります。
この時グリーンはフローラルフォームのサイドから花器の淵に当てるように入れます。
ポイントフラワーをフローラルフォームの中心に入れます。
１本目は花器の高さと同じ（等倍）にカットし中心にまっすぐ入れます。
２本目、３本目は花首一つ分低くなるようにグルーピングで入れます。
反対側にもポイントフラワーをグルーピンで入れます。
長い方のサイドにラインの花を入れていきます。
ポイントフラワーからホリエージまでなだらかにつながるように高低差をつけて入れます。
締めの花をポイントフラワーの斜め下に入れます。
この時、締めの花は２か所になります。
残っている空間に花を入れていきます。
花同士の高さが同じにならないよう高低差をつけるように意識して入れていくと自然な空間ができてきます。
すべての花材が入ったら隙間をグリーンで埋めて完成です。
オーバルの作り方とコツ
オーバルを美しく作るには、上からみたときにラインをしっかり楕円にすることと、
座ってみたときにトップからサイドまで緩やかでナチュラルにつながっているように見
えることです。
素敵なアレンジを作ってくださいね。
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